[小ネタ] SORACOM Beamその他のIPアドレスが変わったようです
ども、大瀧です。
皆さん、SORACOM触ってますか?リレーブログ第2弾や今週金曜日のスタートアップイベントなどソラコム関連は話題に事欠かないですね。(ちなみにリレーブログには、明日弊社田宮がiOS周りの記事を書くようです。ご期待ください。)
さて、最近は新機能のリリースが一段落した印象ですが、水面下では依然活発にアップデートが行われているようです。今回2015年11月19日14:00頃を境に、SORACOM Airで提供される以下のサーバーのIPアドレスが変わっていることに気づいたのでメモしておきます。
サーバー名 | IPアドレス |
---|---|
プライマリDNSサーバー | 100.127.0.53 |
セカンダリDNSサーバー | 100.127.1.53 |
SORACOM Beam(beam.soracom.io) | 100.127.127.100 |
通常の利用ではいずれのサーバーもDHCPないしDNSで自動設定されるものなので、特に変更の影響は受けません。スタック・オーバーフローの記事のようにIPアドレス決め打ちの設定をしている方はご注意ください。
いずれのIPアドレスも以前はリンクローカルアドレス(169.254.0.0/16
)から割り振られていたため、ルーティングに制約がありました(詳しくはこちらのスライドを参照してください)。変更後のIPアドレスはそのような制約が無いので、使いやすくなった印象です。
ちなみに、100.127.X.X
というアドレス帯域はISP Shared Addressという、ISPの内部ネットワークで利用するための帯域らしいです。初めて見ました。IPv4はいろんな意味で枯れつつありますが、未知の仕様があるものですね。